安心、安全、誠実なコミュニケーション、1本の歯をできるだけ長く、ということを念頭に治療にあたり、そのために以下の項目を実践していきます。

1、 感染対策

使用している器具はすべて超音波洗浄、薬液消毒したのちオートクレーブ(高圧蒸気滅菌器)にて滅菌し、切削する器具も専用のオートクレーブにて滅菌しております。

滅菌できないものに関しては使い捨てにして安心して安全に治療が受けられるよう細心の注意を払います。

感染対策

2、 まずは話をお聞かせ下さい

「先生が話をあまり聞いてくれない」「先生の説明がわからなく不十分だ」こんな悩みはよく聞かれると思います。治療を進めるうえで皆様と意志の疎通がはかれなければ、その場限りの治療になってしまい、いずれさらに状態が悪くなったりします。

技術以前に皆様の話をよく聞くことが治療にとって重要であり、「病直して人直さず」ということにならないように心がけていきます。まずはどんな悩み、心配、があるのか、またどのような望みがあるのかをよくお聞かせ下さい。

3、 現状の十分な説明

話をうかがった後でお口の中を拝見します。その際はお悩みのところだけではなく、お口の中全体を見させていただきます。今どういう状況なのかをご自身で正しく認識し理解していただくことも重要です。

そのためには状況に合わせた検査(レントゲン、診断用模型、歯周病、口腔内写真、等)が必要です。検査によって得られたデータをもとに分析し、現状を写真、模型、図、などを用いてできるだけわかりやすく説明いたします。わからないことはそのままにせず、なんなりと何度でも質問してください。

4、 治療法の選択と同意

治療法は一つの診断に対して決して一つということはなく複数の治療法が考えられます。皆様にはいくつかの選択肢を提示し、それぞれどのような治療法か、利点と欠点を明確に説明します。加えて治療にかかる期間、費用も皆様にとって重要だと思います。

それらのことを十分ご理解、納得していただいてから治療に入ります。治療法も日進月歩で進んでいるため、学会、講習会、研究会等で研鑽を積み、新しい技術を習得し、皆様に提供できる選択肢を広げる努力を怠りません。

5、 健康の維持、検診、予防、(治療よりも長いおつきあい)

1本の歯を大事に、なるべく抜かないように心がけています。多くの歯が健康な状態で残っていることがお口の健康を長く維持するのには重要だからです。

そのためには治療後の定期検診とクリーニングは欠かせません、虫歯や歯周病の予防はもちろん、問題が大きくならないうちに対処することも時には必要です。

治療後の状態を長く維持することが私たちの喜びで望みなのです、私たちは皆様の楽しい食事と会話、素敵な笑顔が一生続くよう全力でサポートしたいと思っています。